シンプルライフ~家も売りました~

1人娘の将来に合わせ、身軽に引っ越しできるよう、家も売り、無駄なものは置かない生活に…

実録 家を売るまで⑯ (売却?)

夜になり、就寝準備をしてくつろいでいたころ、
担当者さんから電話が鳴ります。


「夜分、すみません。
今、今日の4組目のお客様から連絡入りまして、
購入の意思があるとのことです。
ただ、値引きの交渉がありまして・・
交渉、受けますか?」


眠くなってきたところだったのに、眠気がふっとぶ私。


「今から、少しお伺いしたいのですが、よろしいでしょうか」


また深夜の訪問。


4組目のお客様の詳しい情報を聞き、
どこまで値引き交渉に応じれるかの相談。
そして、交渉成立した場合、今後の予定をお話しされ、
担当者さんは4組目のお客様の家へ再度行かれました。


この家の売り値、買った金額の80万増しで販売しました。
このマンション、担当者さんの過去の実績から、
最低でも買値では売れると自信をもっておっしゃいます。


ここで4組目のお客様に値引きの断りを出してもよし、
ただ、こんなに早期で買い手がつくのは珍しいということ、
今後、確実には売れるけど、次の買い手がつくのは、
時間がかかるかもしれないから覚悟はいりますと。
担当者さんは、私たちがいずれの判断を下しても
最後まで頑張るので、今すぐ決断お願いしますと
言われました。


私たちの出した答えは
”80万円までの値引きには応じます”
でした。


担当者さん、その答えを聞き、すぐに4組目のお客様のもとへ。


30分後。。


「明日の夕方、もう一度だけ家を見せてくださいとおっしゃっています。
契約とれるよう頑張りますので、eyeさんも頑張ってください」


少しずつ寒くなってきた深夜、
コートの襟をたて、担当者さんは職場へ帰られました。



つづく。。

実録 家を売るまで⑮(売り出し3日目・4組目)

朝の内見を終え、
家を汚したくないので、昼食は家族3人で手早く外食。


4組目の内見は、13時だったため、
1時間前には再度、掃除機・クイックルワイパー・消臭スプレー。
次はどんな方が見にこられるのか思うと、掃除も楽しく。。
断捨離すると、掃除が楽になる、
これは本当でした。



13時、4組目のお客様。


すぐ近くの一軒家にお住まいの、お父さんと息子さん。
息子さんが数か月後にご結婚されるとのことで、
新居を探されていると。


男性2人の訪問は初めてだったので、緊張。
今までの3組と違い、ほぼ、無言で見てまわられるので、
どう思われているのか感じ取れず・・


2~3、私に質問だけされて、さっさとお帰りになりました。
見込みなさそうなのかな。。。


頑張って掃除したのにな。。。


夫と娘に連絡し、帰宅してもらいました。



その日の夜のことです。



つづく。。


実録 家を売るまで⑭(売り出し3日目・3組目)

広告が出て3日目です。


ゆっくり寝て、パジャマのままお昼までダラダラしたい。
早くそんな日がくることを夢見つつ、今日も頑張るとしますか。


家族会議の結果、
オットが休みの日で、内見のお客様が来られるときは、
オットと娘は外に出て遊んでもらい、
基本、担当者さんと私がお客様の対応をする
と、決めました。


掃除は私1人の方がはかどるし、
お客様が見てくださってるとき、
オットは居場所がないとの理由からです。



朝9時半
昨日と同じく、担当者さんから事前ミーティング。
どんな方が来られるかは緊張しますが、
昨日ほどではありません。
どんとこい!



10時、インターホンが鳴ります。


お近くにお住まいの同年代のご夫婦です。
お二人とも控え目なかたでした。
私がいると見づらいかなと思い、
今日は担当者さんにお任せし、私は和室で1人、少し離れてみました。
お客様も担当者さんだけの方が気を遣わず見やすいし、
質問等もしやすいような気がしました。



今日も秋晴れのいいお天気。
1組目のお客様同様、
ベランダからの海の景色を見てくださる姿を見ていると、


家族でティータイムを楽しんだり、
お月見をしたり、
1人夜中に考え事をしたなあと
懐かしい思い出がよみがえりました。


売りにだそうと言いだしたこと、
正しかったのかな?
自分が言い出したことでありながら
一瞬迷いがでたり。。


ゆっくり隅々まで見てお帰りになりました。


13時。
4組目のお客様がお見えになります。


つづく。。

実録 家を売るまで⑬(売り出し2日目、2組目)

朝から掃除と緊張しっぱなしで、一気にお腹が鳴ったお昼。
ごはん食べたらちょっとお昼寝しよう!
なんて思っていたら・・・


また担当者Aさんからの電話。
「先ほどはありがとうございました。
とっても前向きな感じでしたよ。
ご主人さんのお帰りを待って、お返事いただきますので。
で、今、もう1組、内見希望のお客様がいらっしゃって。
1時間後にお願いします」


へっ?
またですか。
私の昼寝がぁ。。
栄養ドリンク飲んで、
お昼ごはんで出たゴミを捨てにいき、
クイックルワイパー片手に隅々の点検です。



本日2組目のお客様。
ご夫婦と小学生の男の子。
先ほどとは打って変わり、直感で苦手なタイプ。
やはり奥様はリビングとベランダ、キッチンを
楽しそうに見ているのですが、私にも担当者さんにも話し方が横柄。
男子、娘のおもちゃを乱暴に遊び出し、
私、少々、顔が引きつり気味。。
売り出し物件とはいえ、ヨソの家で走り回る男子。
キズつけないでよね。そこの親、少しは注意してよ・・
心の中でさけびつつ・・



「ここのマンション、
 以前、2階も見たことあるんだけど、ほんと高いんだよね。
 どうにかならないの?」


「はぁ・・」
言葉をなくした私。


担当者さんも見込みないと思ったのでしょう。
「さっ、次もお客様がいらっしゃいますので、そろそろよろしいですか?」
と、たった10分ほどでお帰り。
次のお客様はいないんですけどね、担当者さんの配慮でした。


あ~疲れた。


お客とはいえ、あまりに失礼な家族。
偉そうな口だけたたき、購入見送りだって。
こっちもあなたには売りたくないわ!なんて。



オットが帰宅。
今日の話をしつつ、ごはんを食べていると、
また担当者さんが来られます。


「夜分にすみません。
 1組目のお客様のご主人さんがお帰りになられたので
 お返事いただいてきたのですが、見送りになりました」


理由は、ご主人さんは少しお体が不自由だそうで、
ローンがおりないからとのこと。
奥さんは銀行員なので、おひとりでも十分ローンが組めるそうですが、
ご主人さんは奥さんに1人でローンを抱えさせたくないとのことで。


すぐに売れるなんて思ってないけど、
素敵な方だったので、少し残念。
できればいい人に買っていただきたい。


「で、明日なんですが、2組内見ご希望のお客様がいらっしゃいます。
10時と13時でお願いしたいのですが。。」


「わかりました。お願いします」


明日はどんなお客さんがきてくれるのか、楽しみになってきました。


つづく。


実録 家を売るまで⑫ (売り出し2日目、内見)

オットは出勤の土曜日。


当時、年長の娘。
まだまだじっとしてくれることもなく、
私が掃除をする横で、おもちゃをガシャーン。。


なんとか朝ごはんのゴミを捨て、
少し涼しくなってきた11月でしたが、
窓を全開、きれいな空気を入れ、
少々早いと思いつつ、床暖房もアピールしたいとスイッチオン。
消臭スプレー片手にシュッシュしつつ、
家の隅々のチェック。


約束は朝10時、9時半に担当者さんと打ち合わせ。
「Aさん(担当者さん)、めっちゃ緊張してるんですけど。。」


「基本、私が対応しますので、
eyeさんは横についてもらえるだけで大丈夫ですよ」


私、一人で対応できるかなあ。。
いい人が来てくれたらなぁ。。


10時。
担当者さんと一緒に来られたのは、
地方銀行にお勤めの30代前半の女性と1歳くらいのお子さん。
ご主人さんはお仕事とのこと。
お近くにお住まいで、ずっとこのマンションの空きを待ってたそう。


「せっかく昨日ご連絡くださってたのに、申し訳ありませんでした」


「こちらの方こそ、折角の日曜日にすみません」


話し方がニコニコと穏やかで、年下ながら、私が好きな雰囲気の方。



早速リビングにお通しすると、
緊張されていたお客さまの顔がうわあ~と和らぎました。
この日は快晴、朝のリビングは優しい陽が差し込み、
私も好きな場所でした。


リビングの奥のベランダ、遠目ですが、海が見えます。
ちょっぴり肌寒いのに、ベランダからの眺めを数分間、楽しんで下さいました。


お次はキッチン、
「どうしてこんなにきれいを保てるんですか?」
とうれしい質問を。
1週間にわたる深夜の断捨離と掃除のこと
とても言えるはずもなく。。
遠慮がちにされていたので
「どうぞ、中も開けてみてください」とお声かけをしました。
買って下さる方に、すべてを見てもらいたかったんです。


和室の押入れも、洋室のクローゼットも、シューズケースも
全部見ていただきました。


お風呂を開けると、さらにテンションアップのお客様。
ここ、キッチンの次に気を遣って掃除しました。
汚いお風呂の家なんて、私も買いたくありません。
汚いものは捨て、娘のお風呂のおもちゃは車に隠し、
シャンプーやボディソープ、
ちょっとオシャレなものを買い足しました。
これは演出です。。(これくらいの演出は構わないですよね。。)


お客様に褒めていただいたのは、お風呂の鏡。
「水垢一つなく、ぴかぴかですね。お掃除の方法、教えてください」と。
担当者さんも
「お風呂がきれいなお宅は、丁寧に住まれてる家ですよ。
お風呂の鏡はちょっとサボると汚れますから」
担当者さん、ナイスな意見、ありがとう。



「朝早くからありがとうございました」と深々を頭を下げて帰られたお客様。
こちらのほうが、ありがとうございますです。



ちょっといい反応だった?!
それよりなにより、
素敵なおうちですね
と、お客さんに褒めてもらえたこと、うれしくて。


さあ、どんな結果になるんだろう。
おとなしく遊んでいてくれた娘に感謝しつつ、
隣のスーパーへお昼ごはんを買いに向かいました。


つづく。