シンプルライフ~家も売りました~

1人娘の将来に合わせ、身軽に引っ越しできるよう、家も売り、無駄なものは置かない生活に…

実録 家を売るまで⑳(初めての小切手換金)

12月も近づいてきた月曜日の朝。
ドキドキしながら大手都銀の窓口が開くのを待ちます。


ペラペラの小切手を紛失しないよう、バッグを両手で持ちました。
銀行員の人に疑われないかな・・
何か尋ねられたらどうしよう・・
別になにも悪いことをしていないのですが、
とにかく緊張していました。
多分、小切手なんて今後、もらうことないような気がして。


窓口が開き、私の番号が呼ばれます。
「小切手の換金をお願いします」ドキドキの私、
「少々おまちください」と慣れた銀行員さん。


銀行員さんからすると、たかだか数百万円です。
毎日見たこともないような大金を動かしているのです。
ものの数分で
「お待たせいたしました、お気をつけて」と、お金をポン。
いとも簡単に手渡してくれました。


こんなに現金持って、こわい・・(笑)
普段、2~3万くらいしかお財布に入っていません。
小走りで家に帰宅。


夕方、担当者さん訪問。
緊張した換金のことを話すと、笑ってらっしゃいましたが
無事、仲介手数料を支払いました。



買主Oさんは3月に御結婚なので、
1月ころの退去を希望されていましたが、
「eyeさん、大変なことは年内に終わらせて、
             すっきり新年を迎えませんか?」
と担当者さん。
担当者さんもそうだろうけど、
確かに、新しい年、私たちもゆっくりスタートしたい。。


マンションの引き渡しは、年内に終わらせることになりました。


ということは、
あと40日ほどで、賃貸マンション探しと引っ越しを。。


まだまだバタバタの毎日が続きます。


つづく。


実録 家を売るまで⑲(売買契約締結)

売却が決まり、次の日の夜、担当者さんが訪問。


「無事、購入申込書の契約印をいただきました。
 手付金をもらうまでは安心できませんが。
 幸い、早急に用意してくださるそうです」


 手付金は契約成立の証拠になるそうで。
 買主さんが今後、契約解除をする場合、
 手付金は放棄しなければならないらしく、
 私たち売主が今後、契約解除する場合、
 手付金を買主さんに2倍支払うことによって、解除できるとのこと。



その週の土曜日、
不動産会社の別室に
買手Oさんのお父さんと息子さん、
売手のオットと娘、私が集まり、
重要事項説明会がありました。

重要事項説明を聞き、質疑応答、
たくさんの書類に押印、ほんと、山ほどありました。
2時間強、説明があったと思います。

担当者さんが難しいことも話しているので、
聞いているだけで疲れました。
横でオットの目は半分閉じている・・・

ラストは手付金。
手付金は、買手さんが売手に現金を手渡し、
買手さんが見守るなか、売手が手付金の現金を数えます。


売値の10%の手付金をいただきます。
5歳の子とはいえ、
娘の前で高額なお金のやりとりをしているのを見せたくなく、
お金の数えるのはオットに任せ、
Oさんたちには退席する理由を伝え、私と娘は外にでました。
担当者さんから、15分ほどかかりますと。
娘をトイレに連れていき、
頑張ってじっとしてくれている娘にごほうびをと
近くのコンビニでお菓子を買ってあげようと思っていたら、
「eyeさん~」と担当者さん。
あれ?まだ3分くらいしかたってないけど。。


不思議に部屋に戻ると、苦笑いの担当者さん。
買主さんはなんと、小切手1枚で手付金のお支払い。
担当者さんは現金でと伝えたそうですが、小切手をお持ちになりました。


私、小切手なんて初めてです。
担当者さんも長年お仕事されているけど、久々に見ましたと。
教科書くらいでしかみたことがありませんでした。
当たり前ですが、本当に1枚のペラペラの紙なんですね。
だけど、このペラペラの紙、ものすごい金額が印刷されています。


Oさんはご帰宅。
残った私たち家族と、担当者さん、そして部屋にやってきた支店長さん。
支店長さんと担当者さん、困ったなあという顔。
本来はこの手付金から、私たちが担当者さんの会社に
仲介手数料や印紙代の支払いをすることになってました。

土曜日の夜なので、銀行窓口も閉まっており、
小切手換金もできません。


「eyeさん、申しわけないのですが、月曜日の午前中に
銀行で換金をお願いしたいのです」


換金ってどうするの?
私なんかが小切手持って銀行に行って、
何か疑われるようなことにならない?
読者さんに笑われそうですが、
小切手なんてもらったことのない私、
月曜日、ドキドキしながら銀行へ向かいました。



つづく。

実録 家を売るまで⑱(売り出し4日目・売却)

夜も9時を過ぎたころ
「eyeさん、今日も夜分ですが,今からお邪魔します」
と担当者さんの連絡。


「Oさん(4組目のお客様)の家族会議で
購入されたいと連絡があり、今お邪魔してきました。
ただ、60万円の値引き交渉がありました」


オットと80万までなら値引きOKと決めていましたので、
文句はありません。


「Oさんは現金一括で購入とおっしゃっていますので、
 ローンが下りるかの心配もいりませんよ。
 よかったですね。
 では、Oさんの意思が変わらぬうちに、
 今からOさんのお宅で契約印もらいに行ってきます。
 何もなければ、本日は連絡致しません。
 明日の夜、お邪魔します」


と言い、小走りで出ていかれました。



売れた。。。
げ、現金一括~っ!
そんなお金もちだったんだ。。
今でも細々と繰り越し返済している我が家では考えられません(笑)



うれしい気持ち半分、
自分で売ると決めたのに、寂しい気持ち半分。


担当者さんから連絡はなく、
なかなか眠れぬまま、朝を迎えました。


つづく。。


実録 家を売るまで⑰(夜の内見)

売り出して4日目の夕方
この日は早めに仕事を切り上げ、帰宅。


娘を迎えに行くまで約1時間
肌寒くなりましたが
すべての窓を開け、きれいな空気を取り入れます。


ここ数日、毎日同じことの繰り返しの
掃除機・クイックルワイパー・消臭スプレー
水回りを磨く、ごみはすべて捨てに行く、
窓は曇っていないか、
トイレとお風呂は入念なチェック・・・


床暖房を入れ部屋を暖かく、娘を慌てて迎えに行きました。


夕方6時半、担当者さんと
昨日来られた4組目のお客様が訪問してくださいました。。
「なんどもすみません」
昨日はお父さんと息子さんだけだったのに、
今日はお母さんと、結婚して近くに住むお姉さんとその子供さんも増え。
あれ?婚約者はいないの?
・・とは聞けませんでしたが。。



「うわぁ・・噂には聞いてたけど、いいおうち!」
なんて母娘の会話が聞こえつつ、でも女性たちの目は怖かった。


お父さんと息子さんにはなかった、
姑と小姑のような厳しいチェック。


担当者さんにも私にもいろいろな質問をされ、
ちょっとびびりました。


30分ほど滞在されたでしょうか。
購入のことは何もおっしゃらず帰宅。



9時すぎ、担当者さんが来られます。


つづく。

実録 家を売るまで⑯ (売却?)

夜になり、就寝準備をしてくつろいでいたころ、
担当者さんから電話が鳴ります。


「夜分、すみません。
今、今日の4組目のお客様から連絡入りまして、
購入の意思があるとのことです。
ただ、値引きの交渉がありまして・・
交渉、受けますか?」


眠くなってきたところだったのに、眠気がふっとぶ私。


「今から、少しお伺いしたいのですが、よろしいでしょうか」


また深夜の訪問。


4組目のお客様の詳しい情報を聞き、
どこまで値引き交渉に応じれるかの相談。
そして、交渉成立した場合、今後の予定をお話しされ、
担当者さんは4組目のお客様の家へ再度行かれました。


この家の売り値、買った金額の80万増しで販売しました。
このマンション、担当者さんの過去の実績から、
最低でも買値では売れると自信をもっておっしゃいます。


ここで4組目のお客様に値引きの断りを出してもよし、
ただ、こんなに早期で買い手がつくのは珍しいということ、
今後、確実には売れるけど、次の買い手がつくのは、
時間がかかるかもしれないから覚悟はいりますと。
担当者さんは、私たちがいずれの判断を下しても
最後まで頑張るので、今すぐ決断お願いしますと
言われました。


私たちの出した答えは
”80万円までの値引きには応じます”
でした。


担当者さん、その答えを聞き、すぐに4組目のお客様のもとへ。


30分後。。


「明日の夕方、もう一度だけ家を見せてくださいとおっしゃっています。
契約とれるよう頑張りますので、eyeさんも頑張ってください」


少しずつ寒くなってきた深夜、
コートの襟をたて、担当者さんは職場へ帰られました。



つづく。。